「地域で生活の足を考えよう」シンポジウムの報告

日時:2018年1月28日(日)18:00
場所:もみじホール城山 多目的ホール

シンポジウムのチラシ (クリックしてください)

城山地区は車がないと生活できない、高齢などで移動困難になることに不安を感じている方が多く、移動が地域の大きな課題となっています。生活の足を考えようと、シンポジウムが開催されました。

「みんなでつくるお出かけの輪・和・話」シンポジウム会場のもみじホール城山は、100名を超す参加者で、ホール内は熱気が感じられました。
初めに、かながわ移動ネットワークの清水弘子さんから、”地域で生活の足を考えよう”と題して地域での取り組みや国の動きなどの話がありました。

社会参加の割合が高い地域ほど認知症やうつのリスクが低いとのこと。移動の仕組みはバスやタクシーなどの公共交通、わっかが提供している福祉有償運送、運賃が認められていない住民の助け合いの送迎などがあり、最近住民参加型の移動の活動が増加していることが紹介されました。国も「福祉と交通」の連携を進めているそうです。
藤野町で活動している「いくベーカー」、バス路線改善に向けて取り組んだ葉山町の活動、高齢化進む若葉台の取り組みなど、地域の方々のお話がありました。

わっかからは、若林が報告し、18年間、福祉有償運送で活動してきたことや、通院・通学・通所など地域住民にとっては必要不可欠な移動手段になっていること、お互い様の助け合いの気持ちで、持続可能な有償でのサービスを提供しているとの話をしました。リスクのある活動だが、わっか内で研修を行い、サービスのアップに心がけて取り組んでいることを話しました。


城山地区のみならず、相模原市で様々な移動手段が豊富になって、安心して暮らせることを願って、シンポジウムが終わりました。

わっか 若林恵子