地域フォーラム
「ひとりで外出困難なお子さんをお持ちの保護者との集い」

 2020年2月1日(土)11時~12時45分、ユニコム相模大野ミーティングルームにて、わっか主催の地域フォーラム「ひとりで外出困難なお子さんを持つ保護者との集い」を行いました。やまびこ会の代表である清水美代子様をお招きし、利用者の保護者の方1名と飛び入りで参加してくださった方1名とわっかメンバー9名の合計12名でフォーラムは始まりました。例年ですと「地域に開かれた研修」ということで講師の方による講演形式でしたが、今回はフォーラム形式でお茶とお菓子を飲食しながら、一人ずつ意見を述べるという終始リラックスした雰囲気でした。


 清水美代子様が自閉症の子の例をとり、重い軽いによって一人一人深刻度が違うので決して理解したつもりにはならないことが大事とお話をされました。あと、「~しないで」はタブーであること、「~してほしいこと」を言ううことが大切と話をされたことは印象的でした。
 飛び入りで参加してくださった方は、生活クラブの活動をされている経験から過多の情報がかえってマイナスになることがあるとのお話がありました。
 利用者の保護者の方からは、わっかの車に乗って送迎してもらえることがその子にとって自立になることや日頃のケアに感謝しているとの有り難いお話を聞くことができました。


 またわっかのメンバーも創立(2000年)以来からわっかに関わっている方、新しくメンバーに加入した方、運転メンバーとしては卒業した方などから、多種多様なお話を聞くことができました。


 参加型の福祉を目指すことを目標としていますが、わっかができることは限られているかもしれません。しかし、今回のフォーラムを通して将来にわたってわっかができることは何か?を考えるきっかけができたことは確かです。さらに邁進して行くことのヒントが得られたと思います。

ワーーカーズ・コレクティブわっか 理事長 金子庸雄